歯周病は歯を支える歯肉や骨など歯の周りの組織がおかされる病気です

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歯肉に炎症(出血や腫れ)が起きるのを歯肉炎、歯槽骨(シソウコツ)まで及ぶのが歯周炎、歯肉炎+歯周炎で歯周病といいます。以前は、歯槽膿漏(シソウノウロウ)と呼ばれていました。 歯周病は心臓病や肺炎、低体重児出産など全身の病気にも影響すると言われています。
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歯周病の最大の原因はプラーク(歯垢)
歯周病は様々な要因が複雑に絡み合って起こりますが、最大の原因はプラーク(歯垢)です。
プラークはただの食べカスではなく細菌の塊です!
この細菌の産生する毒素が歯周病の発生・進行に非常に大きく関わってきます。
身体の免疫力の低下が歯周病を進行させる
高齢になるにつれて歯周病患者の割合は増えていきます。
また、風邪をひいたり身体が疲れていたり、免疫力が低下した状態では、歯周病は進行しやすくなります。
なぜでしょうか?
それは身体の免疫力が低下することによって歯周病が進行しやすくなるからです。
そのため、高齢者や免疫力の低下が疑われる場合には、より一層歯周病予防に対して慎重になる必要があります。
歯科用ユニット
歯周病治療の流れ
歯科材料

STEP1 諸検査
レントゲン撮影、歯みがきの検査を行い、骨破壊の状態、歯周ポケットの深さ、炎症の有無、プラークコントロールが出来ているかどうかの検査をします。
STEP2 治療計画
検査をもとにこれからの治療計画をご説明します。何でもご相談ください。
STEP3 スケーリング
歯についた歯石を「スケーラー」と呼ばれる器具を用いて取り除きます。
歯石の付着度合いにより異なりますが、数回に分けて行います。
STEP4 歯周ポケットと出血の検査
歯周病の炎症が落ち着いた状態で再度検査を行います。歯周病が進行している場合は、適切な処置を行います。
STEP5 歯周外科
歯周病が進行している場合は歯周外科処置も行います。
STEP6 定期健診
お口のチェック、PMTCを行い、歯石や歯垢がある場合には、これらを取り除きます。
歯石や歯垢は、一度きれいにしても、再びついてくるものなので定期的なお掃除が必要です。
人によって異なりますが、1~6ヶ月に一度、定期健診を受けることをお勧めします。
[対象者]歯と歯の間をうまく磨けない方、舌側、奥歯の裏側等に磨き残しのある方。
歯周病は発生しやすい病気です。治療終了後も定期健診などの定期的なケアがとても大切です。



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