日頃から歯周病の予防をぜひ心掛けたいものです

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歯周病は自覚症状があまりない病気ですが、今では抜歯の原因の第一位とされ、歯の歯肉に近い部分についた歯垢(しこう)の中の細菌によって引き起こされる病気です。歯と歯ぐきの境目についた歯垢から、歯の根にそって歯周病菌が入り込み、歯を支えているまわりの組織をじわじわと壊していきます。 また、口腔環境が同じでも年齢によって歯周病の進行は大きく違ってきます。歯ぎしりなどのブラキシズムがあると急激に進行する場合があります。
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歯周病の進行段階は、大きく分けて「歯肉炎→軽度歯周炎→中等度歯周炎→重度歯周炎」
という四段階に分けられます。ほとんどの人は「歯肉から血が出る」といった自覚症状を感じてからはじめて歯科医の診察を受けに行きますが、このような症状があるときは、かなり悪化した状態なのです。ついつい放っておいて歯周病が悪化し、歯を抜くと多くの障害が出てきます。50歳代で“自分の歯がほとんどない”ということにならないよう、日頃から歯周病の予防をぜひ心掛けたいものです。
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《STEP1》カウンセリング
まずは患者様の生活習慣病の有無や、服用中の薬の有無、現在の健康状態やお口の中の状態を詳しく伺います。
《STEP2》応急処置
現状で痛みがある場合は、まず第一に痛みを取り除く処置を行います。
《STEP3》レントゲン撮影
口腔内全体と歯のレントゲン写真を撮影します。
これにより骨や歯の状態を正確に把握し、治療計画をたてます。
《STEP4》歯周組織検査
歯周病の進行度を調べるため歯周ポケットの深さを測り、同時にどの程度歯のグラつきがあるかを検査します。歯の内側、外側、前歯側、奥歯側の進行度合いが異なるため、1本の歯について4~6箇所歯周ポケットの深さを測り、その時に出血や有無がないかのチェックを行います。
《STEP5》 細菌検査
唾液の中に含まれる歯周病原因菌の数や種類を詳しく調べて歯周病の進行状況を調べます。
《Step6 》治療方針の決定
口腔内全体の状況をくわしくご説明し、治療の進め方を相談しながら治療計画を作成します。
《Step7 》歯周病治療開始
歯周病治療は進行度合いによって治療方法、通院頻度は変わってきます。くわしくは当院で歯周病診断を受診ください。
《Step8 》メインテナンス
治療が完了したら、再発を防ぐためのメインテナンスを行っていきます。歯周病は放っておくと再発しやすい病気です。約3~6ヶ月毎にご来院いただき、虫歯や歯周病のチェックを行い、PMTCなどを行います。



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