朝起きたとき、口の中がネバネバする

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歯の周りには、歯肉(歯ぐき)・歯根膜・セメント質・歯槽骨といった、歯を支えるために必要な様々な組織があり、歯がアゴの骨から抜け落ちないようにしっかりとつながっています。歯周病はこれらの組織が破壊され、悪化していくと歯が抜け落ちてしまう病気です。歯そのものが壊されていく虫歯とは違って、内側から壊されていくのが歯周病の特徴です。 また、歯周病は一本ずつの歯ではなく複数の歯がかかることが多く、ひとつの歯を削り取って完了する虫歯治療とは、根本的に違う対処が必要となります。
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初期の歯周病は歯ぐきが炎症し、出血します。進行してくると歯ぐきが下がり、歯がぐらついてきて歯の根元が見えるようになります。口臭や出血も悪化します。これらのサインを見逃して放置してしまうと、いきなり歯が抜けてしまったり、歯科医院にかかっても抜歯するしか対処方法がない場合もあり、大切な歯を突然失ってしまうことになります。 また、歯周病菌が口の中の血管を通って心臓へ届き、心臓の血管や弁・内膜へ歯周病菌がとりついてしまうと感染性心内膜炎、狭心症、心筋梗塞といった病気のリスクが高まります。

歯周病の特徴
朝起きたとき、口の中がネバネバする。
ブラッシング時に出血する。
口臭が気になる。
歯肉がむずがゆい、痛い。
歯肉が赤く腫れている。 (健康的な歯肉はピンク色でひきしまっている)
かたい物が噛みにくい。
歯が長くなったような気がする。
前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に 隙間がでてきた。
このような症状がひとつでもある人はある程度の差はあれ、歯周病の可能性があります。
心当たりがある方は、検査を受けることをおすすめします。
マイクロスコープ 歯科
基本治療とは?
この療法は、ほとんどの歯周病に対する基本的な治療法です。ポケットの深さを測定し、歯垢、歯石の除去を行います。

スケーリングは歯の表面や根の表面の歯垢歯石を取り除くことです。ルートプレーニングは根の表面がざらざらしたり、歯石で満たされていたり、毒素や微生物で汚染された表層をきれいにすることです。このことにより、歯周組織が改善され、ポケットの深さが浅く(2mm~3mm)維持されればメンテナンスに移行します。



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