歯周病は細菌が歯ぐきの内側に入り込んで起こる炎症性疾患です

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放おっておくと、歯を支えている骨が溶けていきますので、次第に歯がぐらぐらしてきて、最終的には歯が抜け落ちてしまう怖い病気です。自覚症状が少なく、症状を感じた時にはすでにかなり状態が悪いということも良くあります。

「歯ぐきが腫れている」、「歯磨きの時に出血する」などの症状があったら、早めに歯科にご相談ください。歯周病の予防する為には、歯周病の発生原因になる歯垢をしっかりと落とすことが基本です。歯垢が残っていると細菌が増殖して、そこから歯茎の状態を悪化させていきますので、日々のブラッシングをしっかりと行うことが必須です。
歯科用ユニット
ただ、どんなに丁寧にブラッシングしていても、歯の汚れを完全に取り除くことは難しいことです。ブラッシングでは落とせない歯石や、磨き残しなどは歯科医院にて定期的なクリーニングが必要になってきます。歯周病予防のためには、丁寧なブラッシングと、歯科での定期検診が重要です。その他に生活習慣として、タバコは、歯周病リスクを高め、歯周病の進行を早めてしまいます。喫煙をしている場合は禁煙や本数を減らすことも効果的です。きちんとケアをすれば大切な歯を守ることができますので、日頃から歯のケアをしっかりと行いましょう。

歯周病の原因
歯の周りの細菌
歯の周りには、歯垢(プラーク)と呼ばれる微生物のかたまりがあり、1mgあたりに約1億個の微生物が活動をしています。歯周病の原因の細菌は、この歯垢の中に潜んでいるのです。
 マイクロスコープ 歯科
歯石
歯垢が石灰化した歯石も歯周病の原因のひとつで、歯石は歯ブラシだけで取り除くことはできません。気になる方は、私たちにご相談ください。
 
喫煙
タバコも歯周病を悪化させる要因の一つです。タバコを吸うと血液の循環が悪くなり、歯ぐきの再生能力が弱くなるため歯周病が進行してしまいます。歯周病は強い自覚症状の出にくい病気で、様子を見ているうちに病気がかなり進行してしまっているケースも少なくない、恐ろしい病気です。
歯科材料

歯石除去(SRP)
歯石とは、歯周病の原因となるプラーク(歯垢)が石灰化したものです。磨き切れなかった歯にプラーク(歯垢)が残ってしまうと、2~3日で歯石に変化すると言われており、歯の表面にこびり付いた歯石は歯ブラシでは除去できません。 はじめに歯周ポケットの深さを測定し、歯垢、歯石の除去を行っております。歯石除去は歯周病に対する基本的な治療で、大きく分けてスケーリングとルートプレーニングという2つの方法があります。



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