あまりひどくならないうちに完全に治療する事が重要です

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歯周病は、歯科の三大疾患の一つで日本人に多い病気です。虫歯にならないよう歯を守る事も大切ですが、歯を支える歯茎もとても大切です。 症例は、歯を支えている歯肉や顎の骨が、化膿したり破壊されたりする病気です。 歯周病は限度を越えてひどくなるとどんなに一生懸命に治療しても手遅れになります。治療に早すぎるという事はありません。 あまりひどくならないうちに完全に治療する事が重要です。
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スケーリング・ルートプレーニング(SRP)
スケーリング・ルートプレーニングは歯周ポケットの中に侵入(感染)し、歯を支えている骨(歯槽骨)を破壊する細菌の塊を除去することです。炎症が強い歯肉の場合、炎症性の歯肉組織も除去するため、治療後歯肉に痛みがある場合があります。また、歯肉の腫れがひいて健康な状態まで戻る(見かけ上、歯肉はさがりますが、これが健康な状態です)ことから、歯根部が露出するために知覚過敏が起こる場合もあります。通常は1週間がピークで歯肉組織が治り、2~3週間で消えていきます。
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歯周病と生活習慣病の深い関係
健康診断で高血糖・高血圧・高脂血症・肥満などを指摘されたことのある方は多いでしょう。異常の程度が軽くても、これは相互にからみあって糖尿病や心臓病などの生活習慣病のリスクを何倍にも高めます。近年こうした、生活習慣病のメカニズムに歯周病が影響している事がわかってきました。歯周病は、細菌の感染による慢性の炎症です。細菌のつくる毒素や炎症を引き起こす物質が患部から血液中に入り、全身に悪影響を及ぼす可能性があるのです。
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歯周病とたばこ
喫煙の習慣があると、歯周病が発症・進行するリスクは2~9倍に高まることがわかっています。理由としては、ニコチンやタールの作用によって、血管が収縮して歯肉への血液の流れが悪くなることや、細菌と戦う白血球の働きが減退するなどがあります。従って、たばこを止めなければ、歯周病の治療を受けても効果が得られにくい場合があります。
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歯周病予防の基本は、プラーク(歯垢)を確実に取り除くことです。プラークを100%取り除くことが出来れば基本的に歯周病は防げます。ところが、これが簡単ではないんです。
プラークはネバネバしており、歯にしっかり付着しています。水でゆすいでも落とすことはできません。ですので、まずは、毎日の歯みがきで歯垢(プラーク)をしっかり取り除くことが大切です。

初期の歯周病はブラッシングで健康な状態に戻すことも可能です。毎日のケアが欠かせません。日本人の90%は1日1回以上歯みがきしているのですが、むし歯や歯周病になってしまう方は他の先進国に比べてかなり多いのが現状です。歯を磨いていても原因となるプラークを落とせていないのではないでしょうか?一見キレイに見える歯もプラークを見えるように染めてみるとまだまだ歯に残っています。



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